気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2006-02-18から1日間の記事一覧

地下街の雨 - 宮部みゆき

表題作「地下街の雨」をはじめ「決して見えない」「ムクロバラ」「さよなら、キリハラさん」など七つの短篇集。宮部みゆきにしてはめずらしくホラー的な要素が強い作品もあります。僕が好きなのは、表題作の「地下街の雨」。都会の片隅で生きている女性の心…