気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2008-06-29から1日間の記事一覧

博士の異常な発明 - 清水義範

マッド・サイエンティスト達の異常な発明を扱った連作短編集です。とても風変わりな小説です。風刺が効いたSFユーモア小説?と分類したらよいのでしょうか。とにかく面白いです。8つの短編集のなかで、一番可笑しかったのは、「袁孫の発明」。中国・唐の時…