気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2009-07-12から1日間の記事一覧

海と毒薬 - 遠藤周作

太平洋戦争末期に実際にあった九州帝国大学医学部で起こった事件がモチーフになっているとのことです。外人捕虜を生きたまま解剖するという実験に参加することになってしまった医学生の勝呂、戸田、看護婦の上田のそれぞれの視点でこの事件を描いています。…