気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2009-08-22から1日間の記事一覧

終末のフール - 伊坂幸太郎

「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表され、世界はパニック状態になり、治安が大きく乱れます。その5年後、秩序がかなり回復した仙台の北部の「ヒルズタウン」の住民の生活を描いた連作短編集です。未来が無い絶望的な状況で人々はどう生きて…