気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2010-08-09から1日間の記事一覧

旅のラゴス - 筒井 康隆

とにかく濃密な本です。二百数十ページの中に主人公ラゴスの人生が詰まっています。いつまでも旅を続けるラゴスにうらやましさと憧れを抱きつつ、最後のページを閉じました。描かれている世界観も良いし、とても面白かったです。特に書物を読みあさる日々を…