気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2012-04-17から1日間の記事一覧

悲しみの歌 - 遠藤周作

若い頃読んだのを再読。「海と毒薬」の続編と言われる作品で、戦時中に人体実験に参加した勝呂医師のその後を描いています。読んでいて、辛く苦しくそして哀しくなる作品ですが、ページをめくることはやめられない、そんな力を持っています。 「海と毒薬」か…