気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2013-03-26から1日間の記事一覧

九月が永遠に続けば - 沼田まほかる

今まで読んだ事のない雰囲気をもった作品。高校生の一人息子の謎の失踪してしまった母親の佐知子の不安な心情は痛いほど伝わってくるが、いろんなことが複雑に絡まりすぎて、ちょっと消化不良になりそうだった。これほど複雑に愛憎が絡み合った人間関係は小…