気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2013-06-15から1日間の記事一覧

戻り川心中 - 連城三紀彦

電子書籍(Kinoppy)で読みました。 静かで儚く美しく、そして哀しい恋愛ミステリー短編集。一人称で語られる美しい文章とストーリー、男女の心理描写に引きつけられました。 ミステリー的には「白蓮の寺」が一番でしょうか。その意外なラストに驚きました。表…