気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2014-10-24から1日間の記事一覧

R62号の発明・鉛の卵 - 安部公房

機械、死者、動物、物体、未来人などのちょと変わった視点から人間を描く前衛的な異色短編集。 表面的なストーリーは理解できるものの、その本質はと問われると答えに窮する難解な作品が多い。その中でも表題作の「R62号の発明」「鉛の卵」はわかりやすく読…