気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

経済小説

最後の診断 - アーサー・ヘイリー

若い頃読んだ本を自炊してiPhoneで再読。 1950年代のアメリカの病院を舞台に繰り広げられる社会派ドラマは、実に読み応えがありました。病院の改革を推進する外科医と保守的な老病理医との対立を中心に、恋愛なども織り交ぜて様々なエピソードが盛り込まれて…

最後の相場師

是川銀蔵という実在の相場師をモデルとした小説で、ある老人が相場の世界で活躍するサクセスストーリー。時代は昭和50年代であり、個人が気軽にネットトレーディングできる現在とは大きな違いがあると思いますが、逆にそういった時代だからこそのストーリ…

波のうえの魔術師

『ビッグマネー~浮世の沙汰は株しだい』というフジテレビのドラマの原作です。といっても僕はこのドラマを見ていないので比較はできませんが、原作の出来から言って、きっと面白いドラマだったんでしょうね。「世界がまるで変わってしまう一日がある」という…