気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

IT関連(読み物)

インサイド・アップル - アダム・ラシンスキー

アップルの製品とスティーブ・ジョブズのことは知っていても、それ以外のアップルという企業がどう運営されているのかについては、ほとんど語られることが無かったわけですが、元幹部や社員へのインタビューを通じ、アップルという企業について説明していま…

ウィザードリィ日記 - 矢野徹

還暦を過ぎた翻訳者/小説家である著者のパソコン奮闘記。パソコンを買ってからの1年間を、現実と幻想をとりまぜて綴った日記です。安田均氏が書いた『SFファンタジーゲームの世界』という本を読んで、ゲーム「ウィザードリー」の存在を知った著者が、翌日に…

Twitter社会論 - 津田 大介

iPhone/iPodTouch版で読みました。僕自身Twitterをまともに使い始めて、1年にも満たないということもあり、とても興味深く読むことができました。やはり、Twitterのリアルタイム性というのは、強力だと思います。それは今回の震災でも証明されたし... でも…

アップルvs.グーグル - 小川 浩, 林 信行

普段からこの2社をウオッチングしている人には当たり前のことしか書いていないかもしれませんが、IT関連の仕事をしている多くの方には一読の価値のある本かと思います。様々な分野で覇権を争っているこの2社について、その違いも含め理解することができます…

iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか? - 林信行

電子書籍として読みました。PCで読みましたが、iPod Touchで読んだらどんな感じだったのか、内容よりも、その点が気になります。(iPhoneは持ってません)電子書籍を無料で配布するという試みは、今後も続くかもしれないので、その時は、 iPod Touchで読もう…

ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点

本書が書かれたのが、2007年秋なので、すでに1年以上経ってしまっているが、それでも、ネットビジネスについて知ろうと思ったら、この本は読む価値があるのではと思います。この手の本は通常であれば、すぐに陳腐化してしまうものだと思いますが、そうなっ…

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか

この本は、ウェブ時代の新しい働き方を提示している。しかし、「プロ野球選手になるには」、「プロ将士になるには」、「プロの演奏家になるには」、と同じように、ここで提示している生き方はそう簡単な道ではない。一般人には関係ないという意見も聞こえて…

Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い

予想していた内容とはちょっと違いました。「リンデンリサーチやGoogleの戦略とか今後の行方」、「2社の対決はあるのか、あるとすればどうなるのか」、「セカンドライフなどのメタバースが発達することで、世の中がどう変わるか」、「個人の関わり方はどうな…

ウェブ人間論

『Web進化論』を書いた梅田望夫氏と作家の平野啓一郎氏の対談。Webの進化によって、人々の行動がどう変わるのか、生活がどうかわるのか、価値観がどう変わるのか、人の本質は変わるのか、といったことが対話の基本にあり、熱い対談が進んでいきます。対話の…

ウェブ進化論 −本当の大変化はこれから始まる

オープンソース、Web2.0,ロングテール、ブログ、SNSなどの現在話題となっている現象を独自の視点から解説しています。この本を読むと、Webを中心としたネット革命は、始まったばかりであり、これからさらに大きな変化が起こるのだということ、…