気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

リボーン

ナイトワールド・シリーズ(本当は、ナイトワールド・サイクル)の第4作目。
この本はとにかく、第1作目の「ザ・キープ」を読んでから、読み始めたほうが良いと思います。僕は、この「リボーン(reborn)」から読んでしまったので、後悔しています。2作目、3作目は、「ザ・キープ」とはほとんど繋がりがありませんでしたが、この「リボーン」は、まさしく、「ザ・キープ」の続編にあたります。
飛行機事故で死亡した遺伝学の世界的権威であるハンリー博士の遺産を受け継ぐことになった、売れないホラー作家のジム。自分とハンリーとの関係を調べていくうちに、驚愕の事実を知ることに。そして、彼と彼の妻キャロルにはさらに恐ろしい運命が待ち受けることになります。
「リボーン」は、再生するという意味と、復活するという2つの意味がありますが、この2つの意味するものは何か。とにかく、読んでからのお楽しみです。
これを読んだら、第5作、第6作と、立て続けに読まずには入られなくなること請け合いです。

リボーン―ナイトワールド・サイクル (扶桑社ミステリー)

リボーン―ナイトワールド・サイクル (扶桑社ミステリー)