気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか

トップから現場まで社員21人へのインタビューで構成された本です。歴代のカローラに開発に携わった方々の生の声から、カローラがどのようにして開発されたのか、そして、トヨタの製品開発の要であるチーフエンジニア制度というものが、どういうものなのかを知ることできます。
この本を読んで感じることは、トヨタの社員だからって、スーパーマンようなすごい人たちではなく、普通の人たちなんだということです。
それでも、トヨタが抜きん出ているのは、なぜか。インタビュー記事の中からその「ヒント」が得られると思います。
ただ、あくまでもインタビュー記事なので、具体的なものづくりのノウハウや開発方法論のようなものは、残念ながら書かれていません。

トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか (小学館文庫)

トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか (小学館文庫)