気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

PLUTO (5)

今回も読ませてくれました。
また、一人のロボットがPLUTOに敗れ去ってしまいます。事件解決への大きな進展が無い中で、主人公ゲジヒトの過去が明かされ、憎しみという感情を持っってしまった高性能ロボットの深い悲しみが、紙面からにじみ出てきます。
PLUTOの正体は、少しづつ明かされるものの、以前謎のままというより、ますます謎が深まった感じです。
マンガとは言え、扱っているテーマ、ストーリー、構成どれもレベルの高さを感じる作品です。
次の6巻では、アトムの復活があるのかな、楽しみです。

PLUTO 5 (ビッグコミックス)

PLUTO 5 (ビッグコミックス)