気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語

はやぶさの本であると同時に、日本のロケット開発の歴史の本でもあります。はやぶさの偉業には多くの研究者、技術者達の想像を超えた熱い努力があったことを知りました。
専門用語が目白押しで意味の通じない箇所が何箇所もありましたが、なんとか最後まで読み進められました。
遥彼方のはやぶさに対し、どのようにして指令を送り、動かしていたのか不思議でしたが、本書をよんでなんとなく理解できたように思います。

プログラマーの僕としては、国産OSであるTRONが使われていることをもっと多くの人に知ってもらいたいですね

本書は、書かれた時期の関係で、イトカワを離陸して、行方が分からなくなるまでが中心です。はやぶさが如何にして地球に帰還できたのかについては、後から追加された形になっています。その関係か、地球への旅については、それほど詳しくかかれていません。
この部分をもっと詳しく知りたいですね。

お薦めの本があれば、どなたか教えてください。

はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)

はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)