気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

No.6 #4 - あさのあつこ

「BOOK」データベースより

どうやったら矯正施設の内部に入れるのか。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。それが沙布を救う唯一の方法なのだから。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃し始めた。「人狩り」だ。いったい何のために…。

No.6の裏の顔がだんだんと明らかになってきて、物語が大きく動き出しました。紫苑の成長、ネズミの変化、今後もこの二人に目が離せません。諦めずに未来を切り開こうとする若者達の姿が心を揺さぶります。

NO.6[ナンバーシックス]#4 (講談社文庫)

NO.6[ナンバーシックス]#4 (講談社文庫)