気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

日本企業にいま大切なこと - 野中郁次郎, 遠藤功

この本の主題は、アメリカ型の価値観から日本本来の価値観に基づいた経営へ、ということでしょうか。コンセプト作りが苦手な日本人にとって、現場力からくるイノベーションが鍵となり、それが日本の力であるということを説明しています。日本企業の価値観は、世界に通用すると再度教えてくれる本です。
それにしても、アジャイル開発手法であるスクラムのバックボーンが野中先生の理論であり、日本に逆輸入されたとは、ちょっとした驚きだった。

日本企業にいま大切なこと (PHP新書)

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