気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression〔完全版〕- 冲方丁

『光圀伝』『天地明察』の冲方丁が、それまでどんな小説を書いていたのか興味があって第24回日本SF大賞を受賞した『マルドゥック・スクランブル』を読んでみました。

この作品は、2nd、 3rdと続く事は知っていたのですが、その巻ごとにある程度話が完結すると思っていました。でもこの終わり方じゃ、2nd、3rdを読まないわけには行きません。

それにしても、ウフコックの特殊能力はあり得ないよなーと思うけど、まあ十分面白いので良しとしよう。特に後半の手に汗握る戦闘シーンは圧巻でした。

 

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)