気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

レオナルドの扉 - 真保裕一

レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した秘密のノートを巡り、イタリアの小村に住む若き時計職人ジャンが活躍する夢と冒険の物語。

作者があとがきで書いているように、まるでアニメの原作を読んでいるようでした。敵役のビクトールバレルが主人公ジャンの行く先々に現れるというご都合主義もアニメの原作だと思えば許せるか。

実際アニメになったら面白いと思うし、十分に楽しめたが、もう少し大人の話にしてほしかったというのが本音。

この小説の対象年齢は中学生くらいでしょうか。

レオナルドの扉

レオナルドの扉