amazonの紹介には「倭国、新羅、高句麗、百済の四カ国の平和を願う 聖徳太子の遣隋使プロジェクトが九州・宗像から動き出す!」とあり、壮大なスケールで描かれる古代日本の物語と期待して読みはじめましたが、うーんイマイチ引き込まれませんでした。
主人公を女性にしたことで新しい視点でこの時代を描きたかったのかもしれませんが、成功したとは言えないような... それとストーリーが中途半端な感じがします。
主人公伽那の最後にも不満が残ります。なぜ死ななければならなかったのか、その必然性が全くわかりませんでした。