気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2008-01-07から1日間の記事一覧

壬生義士伝 - 浅田次郎

心を揺さぶられる作品です。本を読んで目頭が熱くなることはあっても、涙を流すことはめったにない僕ですが、この作品では幾度と無く涙が頬を伝いました。実にいい本です。最近読んだ中ではNo1の作品ですね。慶応4年、大阪の盛岡南部藩蔵屋敷に、満身創痍の…