気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2008-04-20から1日間の記事一覧

灯のうるむ頃 - 遠藤周作

ガンの特効薬の開発に取り組む町医者を描いた作品。主人公・牛田善之進はひとり黙々とガンの研究を続けているのですが、ある偶然から実験用のねずみがガンに強い抵抗力を示すことに気がつきます。それをきっかけに実験をかさね、癌に効く試薬を開発し、その…