気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2008-09-09から1日間の記事一覧

青い小さな葡萄 - 遠藤周作

遠藤周作の初期の純文学作品。この作品は、敗戦国である日本とドイツの青年が救いを求め、「青い小さな葡萄(神、善意の象徴)」を追い求める物語です。日本人、ドイツ人という理由だけで迫害を受ける彼らは、「青い小さな葡萄」を探すことで救いを得ようと…