気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2008-11-24から1日間の記事一覧

春のオルガン - 湯本香樹実

小学校を卒業したばかりの12歳の少女と弟の成長の物語。大人の身勝手さに揺れ動く多感な少女の気持ちが、丁寧に描かれていています。湯本香樹実の「夏の庭」や「西日の町」など今まで読んだ作品もそうでしたが、この作品も、子どもとお年寄りとの関わりがと…