気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2009-12-30から1日間の記事一覧

手鎖心中 - 井上ひさし

手鎖心中を再読しました。井上ひさしの直木賞受賞作です。とにかく人を笑わせたい、笑われたいと切に願う材木問屋の一人息子栄次郎が、戯作者を目指し奮闘する姿を描いた悲喜劇。とてもテンポの良い文体と洒落っ気たっぷりのストーリーがとても楽しい作品で…