気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2010-05-17から1日間の記事一覧

木練柿 - あさのあつこ

『弥勒の月』『夜叉桜』に続くシリーズ3作目。これまでと違い4編の短編から成っています。刀を捨てた商人遠野屋清之介の周りで起こる事件を、同心木暮信次郎と岡っ引伊佐治が解決してゆく時代小説です。今までの2作は、暗く重い印象が強かったですが、今回…