気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2010-06-20から1日間の記事一覧

蒼火 - 北 重人

以前読んだ「夏の椿」もそうでしたが、殺人鬼を追い詰めて行く、後半のスピード感と緊迫感、とても良かったです。暗い過去を引きずる主人公・周之介が、とても魅力的に描かれています。江戸時代と現在とでは、時代背景が全く異なりますが、人を傷つけた罪の…