気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2013-12-26から1日間の記事一覧

八日目の蝉 - 角田光代

読み始めてすぐに主人公に感情移入。誘拐が犯罪だとわかっていても犯人の希和子に共感し、捕まらないでと思う自分がいました。 とはいえ、この犯罪の一番の被害者は、誘拐された乳飲み子の薫。第2部は大学生になったその薫の視点から物語が描かれますが、心…