気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

ピープルウエア 第2版

多くのソフトウエア・エンジニアの共感を呼んだ名著の改訂版です。
ソフトウェア開発が成功するかどうかは、技術力だけではなく、「人」が重要なんだと再認識させてくれる本です。また、頭の中だけで考えたソフトウェア開発手法が如何に愚かしいかも教えてくれます。
僕は、この本を読み終わった時は、ソフトウェア開発者として頑張って行こう、という前向きな気持ちになりました。
いわゆる管理者だけではなく、ソフトウェア開発に関わる人ならば読むべき価値のある本だと思います。
ただ、オフィス環境については、日本とアメリカの文化の違いなどもあり、そのまま日本で適用できないものもあると思います。
改定版では、「ピープルウエアの小さな続編」という新たな章が追加されています。

ピープルウエア 第2版 ? ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

ピープルウエア 第2版 ? ヤル気こそプロジェクト成功の鍵