気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

三国志 (全13巻) - 北方 謙三

とにかく面白いの一言に尽きます。
僕は、他の三国志は読んだことはありませんが、なぜ、三国志がこれほどまでに人気があるのかが分かった気がします。壮大なスケール、魅力的な登場人物、血沸き踊るエピソードの数々、最高のエンターテイメント小説といって良いと思います。また、劉備側の人物からだけではなく、魏、呉の英雄、豪傑たちの視点からも物語が語られているのも、とても良いと思います。
全13巻のとてつもなく長い小説ですが、その長さを全く感じることなく最後まで読み通すことができました。

三国志 (1の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)

三国志 (1の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)