気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

竜馬がゆく 全8巻 - 司馬遼太郎

幕末維新には、様々な英雄が生まれましたが、坂本竜馬はその中でも一番の英雄なのではないでしょうか。この本を読んで、坂本竜馬という人物がいかに魅力あふれた素晴らしい人物なのかを改めて知ることができました。
いままでは、海援隊を作り、薩長連合を実現させた人物程度の知識しかありませんでしたが、まさか大政奉還までもが坂本竜馬のやったことだったとは、本当に驚いてしまいました。
もし、坂本竜馬が暗殺されずに、明治維新を迎えていたら日本はもしかしたら、違った歴史を歩んでいたのではないか、そう思わせるだけの実行力と先見性を持った人物です。
まあともかく、この本で、名誉欲や出世欲が無いにも関わらず、やることがでかく、スケールの大きく、人から慕われる若者の人生をたどることができたのは、本当に楽しいことでした。

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)


竜馬がゆく〈2〉 (文春文庫)

竜馬がゆく〈2〉 (文春文庫)


竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)

竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)