気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

大学教授の株ゲーム

経済学者と数理工学者の2人が、日本の株式相場に臨んだ実践記です。実際に売買した時期は、1988年ということでいささか古いですが、大学教授の2人が、どのようなことを考え、どのような基準で株売買をしたのか、その過程が説明されているので、とても興味深く読めました。株式投資のハウツー本というよりは、単なる読み物として読んだほうが面白く読めると思います。