気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

事実の読み方

人はある出来事を理解する際に、多かれ少なかれ必ず予断が入り込むものです。この予断を排し、事実を見るには何が必要なのか、大切なことを見落とさないためにはどうすればよいのかを考える機会を与えてくれる、そんなエッセイ集です。
ここで語られる事件や出来事は、今から20年以上も前のものばかりですが、とても興味深いものばかりで、その古さを感じさせない普遍的な内容となっています。

事実の読み方 (新潮文庫)

事実の読み方 (新潮文庫)