気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

PLUTO(1)

鉄腕アトム「地上最大のロボット」が原作ということで、久しぶりにコミックを購入して読みました。浦澤直樹という漫画家が『YAWARA!』を書いた作家ということも知らずに購入したのですが、予想を上回る内容にとても満足しています。
主人公は、アトムではなく、原作では脇役で登場したというロボット刑事ゲジヒト。彼が、ロボット破壊事件を追ってゆくという筋です。
特に「ノース2号」のエピソードは心理描写が上手く、とても残ります。
1巻に最後にでてくるアトムの顔に一瞬「えっ」と思いましたが、ロボットが限りなく人間に近づいている時代設定では、これが必然なのかなと思います。
今後の展開がとても楽しみです。

PLUTO (1) (ビッグコミックス)

PLUTO (1) (ビッグコミックス)