Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い
予想していた内容とはちょっと違いました。
「リンデンリサーチやGoogleの戦略とか今後の行方」、「2社の対決はあるのか、あるとすればどうなるのか」、「セカンドライフなどのメタバースが発達することで、世の中がどう変わるか」、「個人の関わり方はどうなってゆくのか」といった内容を期待していたのですが、(もちそん、そういった内容も含まれていますが)、企業がビジネス利用を考えた場合、セカンドライフとどう関わってゆくのが良いのか、という記述が大半を占めています。
目次を見れば、僕の想像が的外れだということはすぐに分かったはずなのですが、書店でタイトルだけ見て衝動買いしてしまいました...
とは言え、セカンドライフについて知識がほとんど無かった僕には、いろんな意味で勉強になりました。
メタバースへの参入を考えている企業担当者、あるいは、メターバースを企業内で活用しようと考えている企業担当者には、とてもためになる本だと思います。
それにしても、ユーザーの中心が、10代、20代の若者ではなく、30代以降の男性というのは驚きました。
Google vs セカンドライフ―3Dウェブ仮想社会の覇権争い (アスキー新書 033)
- 作者: 山崎秀夫
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (7件) を見る