図書館の神様 - 瀬尾まいこ
若い女性の一人称でつづられる平易な文章で、内容がすーと頭に入ってきます。主人公である高校の新米教師・清は、部員が一人しかいない文芸部の顧問になるのですが、その唯一の部員である垣内君と接することで、影響を受け、逆に変わっていく様子は、読んでいて心地よかったです。
清の明るい未来を示唆するようなラストも良く、優しい気持ちになれる作品ですね。
僕は高校生のころは、まったく図書館とは無縁の生活してましたが、とっても勿体ない事したなーと、この本を読んで思いました。
- 作者: 瀬尾まいこ
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/07/08
- メディア: 文庫
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