食堂かたつむり - 小川 糸
前半は、静かにゆったりと流れる時間が心地よい。
ゆったりと流れる時間のなかで、心静かに、美味しい食事をいただくことって、普段の生活の中では、ほとんどないので、想像して勝手に幸せな気分に浸ってました。
そして後半、思わぬ方向に話が展開し、母と娘の物語だったんだと気がつく。そして「生」「命」について思いを巡らせる作品。
『食堂かたつむり』は、amazonでは厳しい評価の人が多いですが、僕はそれほど気にならなかったし、作品の持つ雰囲気が良いなーと感じました。
- 作者: 小川糸
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2008/01/10
- メディア: 単行本
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