気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

マイクロソフトで学んだこと、マイクロソフトだからできること - 樋口 泰行

本書を読んで感じるのは、日本マイクロソフトの樋口社長は、とても誠実で謙虚な方だということです。様々な問題に対し、真摯に取り組んでいることが文章の端々からうかがうことができます。
地位や立場を利用しパワーで組織を動かすのではなく、心と情熱で組織を動かそうとしている点は、私が想像していたマイクロソフト社のリーダシップ像とは良い意味で異なっていました。
「企業として同じ戦略で永遠に存在し続けられる会社はない。それは歴史が証明している。やはり時代の流れに応じて、柔軟に対応していく力があるかないかが、いつも企業の盛衰を決めることになる。」
という言葉は、当たり前のことを言っていますが、日本マイクロソフト社の社長のことばだからこそ、真実味があります。

マイクロソフトで学んだこと、マイクロソフトだからできること。

マイクロソフトで学んだこと、マイクロソフトだからできること。