果しなき流れの果に- 小松左京
若い頃小松左京の作品は良く読みました。この「果しなき流れの果に」も昔読んでその世界観に感動したのを覚えています。ほとんどそのストーリーは忘れてしまいましたが...
今回再度読み直して、場面がころころ変わり展開も早く、理解が十分にできないところもありましたが、小松左京ならではの(空間的にも時間的にも)壮大な物語に唸ってしまいました。
我々人類はいったい何者なのか、なぜ存在しているのか、そしてどこに行こうとしているのか、宇宙って何なのか、といった哲学的な問いに果敢に挑戦したこの作品は、古くささはありますが、古典的名作だと思います。
- 作者: 小松左京
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 1997/12
- メディア: 文庫
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