気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

自炊に役立ちそうなソフト - XnConvert

自炊に役立ちそうな XnConvertという画像変換ソフトウェアがあることを知りました。

※ Mac版、Windows版があります。

使い方はこちらのサイトを参照しました。
多形式に対応した画像変換ソフト!「XnConvert」

 

このソフトウェアを使うと、「藤 - Resizer」と同様、スキャンした画像データの地色除去を行うことができます。


XnConvertの良いところは、何種類もある画像変換処理(XnConvertでは、この変換処理をアクションといいます)から好きなもの好きな順番で実行できることです。それと、その効果ををすぐに確認できること。もちろん複数のファイルを一括変換できます。

f:id:Gushwell:20130622114223p:plain

f:id:Gushwell:20130622114228p:plain

f:id:Gushwell:20130622114237p:plain

 

画像処理の素人である僕は、「藤 - Resizer」を利用した時には、それぞれの変換処理(効果)の値の変更がどう画像に影響するのかがよくわからなかったために、「とりあえず変換してみて、その結果をみて適当にパラメータを微調整する」ことを繰り返したわけです。

試行錯誤してある程度の結果がでればそれでOKという「結果オーライ的」なやり方でした。

「XnConvert」を使うと、各アクションのパラメータの変更がどう画像に影響するのかがその場で確認できるために、それぞれのアクションでどんな効果が得られるのかが、よくわかるようになります。

 

わかったのは、「レベル」アクションだけで、くすんだ画像を白くすることができるということです。地色もきれいに白くなりましたし、文字も薄くならずに、想像以上にきれいにすることができました。

 

さらに、「画像修正」アクションを使うと、明るさ、コントラスト、ガンマ値による変換処理も行えますので、スキャンした結果によっては、この「画像修正」アクションも使ったほうがよりよい結果が得られるかもしれません。

 

ただ、ちょっと試したところでは、「レベル」アクションだけでも、満足いく結果が得られそうです。いくつものパラメータを組み合わせるよりは、「レベル」アクションひとつでそれぞの書籍の状態にあわせた値調整をするほうが、時間短縮ができそうです。

 

なお、「XnConvert」は、多機能画像ビューアソフト「XnView」から、 一括変換機能 を独立させた画像変換ソフトです。試したわけではないですが、XnConvertではなく、「XnView」を使っても同じ結果が得られると思います。