2013-12-14 三国志(二) 群星の巻 - 吉川英治 吉川英治 一巻は、「誰々がなになにした」「どこでなにがあった」という出来事の羅列という感じがしないでもありませんでしたが、やっとエンジンがかかってきた感じ。この「群星の巻」は、力と力の正面きっての戦いよりは、騙しあい 、悪巧み、裏切りなど権謀術数な物語という印象。信や仁がないがしろにされた乱れた世界だが、それはそれで面白い。董卓、呂布、曹操の出番にくらべ、劉備の出番が少ないのが残念。 三国志(二) 群星の巻 (新潮文庫) 作者: 吉川英治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/01/28 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (8件) を見る