気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

永遠の0 - 百田 尚樹

ずっと積読状態だった本。どんな内容の本か知らずにそのままにしてありましたが、この本をもっと早く読むべきだったと思います。

これまでも何冊か戦争の本は読んできましたが、なぜ日本が負けたのかこれほど分かりやすく説得力をもって書かれた本ははじめてのような気がします。

自分がいかに太平洋戦争について無知だったかを思い知らされました。日本が負けた原因となったものが、日本人のDNAに刷り込まれているのかもしれないと思うと、暗澹たる気持ちになります。
でも、日本人としての誇りを感じることのできる本でもあり、陰と陽のバランスがとても良いと思います。

2013年になってまだ一ヶ月もたってませんが、僕の中の今年のベスト1ほぼ確定だと思える本です。
あらゆる日本人に読んでほしいですね。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)