気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

空飛ぶ広報室 - 有川浩

自衛官の人たちも、我々とそれほど変わることのない人たちなんだと言う当たり前のことを再認識。航空自衛隊広報室の登場人物たちが個性豊かで、とても身近に感じられました。テンポよく話が進み、飽きる事が無かったです。稲葉リカが徐々に変わっていく姿が良かった。
この前読んだ『県庁おもてなし課』よりも楽しめたのですが、心にもっと深く訴えかける場面が欲しかったな。そういう意味では最後の「あの日の松島」が一番心に残りました。自衛官の有事の際の覚悟が伝わってきました。
TVドラマも面白そうです。

空飛ぶ広報室

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