気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

40歳過ぎたら三日坊主でいい - 成毛眞

「何のために働くのか」を考える前に、「何のために生まれたのか」という問いを考えてみるべきだ。という考えが根底にある成毛さんならではの一風変わった自己啓発本

前半は、以下のようなかなり過激な文が並びます。

「日本の四十代以上のビジネスマンの九割は、仕事に全力を注ぐ必要はない。」
「サラリーマンなんてすべて”負け組”なんだから、会社の将来など考える必要はない」
「会社に飼われるようになったら、おしまいである。「自己実現」など、しょせん社員を従属させたい企業が考え出した、新たなエサのようなものだ。」

後半は、趣味、サイドビジネス、健康など具体的な話に移ります。ちょっと自慢話が鼻を突く部分もありますが、「人生楽しもうよ」というその主張は、そうだよねとうなずくことが多いです。

40歳を過ぎたら、三日坊主でいい。 新・ミドルエイジ論

40歳を過ぎたら、三日坊主でいい。 新・ミドルエイジ論