気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

サラバ! 上 - 西加奈子

主人公・歩(アユム)の幼少期から高校生までが一人称で語られます。父親の赴任先であるエジプトで過ごした時の友達ヤコブとの合言葉「サラバ」が下巻でどう繋がっていくのだろう。それと、イスラム教コプト教、そして教新興宗教「サトラコウモンサマ」といった宗教を絡ませて話が進むのには、なにか理由があるのだろうか。上巻までの内容から、家族がメインテーマであると理解したが、姉との関係、母親との関係は今後どうなっていくのか。

図書館本なので、下巻が読めるのはいつになるのか...

サラバ! 上

サラバ! 上