気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

ビヨンド・エジソン - 最相葉月

世界で活躍する12人の日本人科学者の話。免疫学、古生物学、情報科学、物理学、宇宙科学、脳神経科学などなど、取り上げている科学者の分野も幅広く、多数の専門用語が出てきて理解が中途半端な部分も結構ありましたが、第一線で活躍している人たちの話はとても興味深く、楽しく読むことができました。女性科学者が多く取り上げられているのも新鮮でした。

この本を読んで改めて思うのは、人との出会いがその人の人生に大きな影響を与えているということ。そして本との出会いも。人とそして本との出会いを大切にしたいなと思います。

文庫化で追加された「地震学者・石田瑞穂との対談ふたたび」は、地震学の難しさと問題点を浮き彫りにしたとても良い内容だと感じました。

 

ビヨンド・エジソン (ポプラ文庫)

ビヨンド・エジソン (ポプラ文庫)