気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2008-06-07から1日間の記事一覧

豊臣秀長―ある補佐役の生涯〈下〉- 堺屋太一

この小説の特徴は堺屋太一らしく、経済という視点で戦国時代を見ている点でしょう。戦国時代の大名たちも戦の出費に苦労していたとか、兵農分離がなされていないがための苦労があったということは、あまり語られない部分だと思うのですが、そういったところ…