気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語

はやぶさの本であると同時に、日本のロケット開発の歴史の本でもあります。はやぶさの偉業には多くの研究者、技術者達の想像を超えた熱い努力があったことを知りました。専門用語が目白押しで意味の通じない箇所が何箇所もありましたが、なんとか最後まで読…

王妃マリー・アントワネット(下巻) - 遠藤周作

バスティーユ牢獄襲撃事件 - ヴァレンヌ逃亡事件 - タンプル塔の幽閉 - ルイ16世の死刑。そして、マリーアントワネットの死と、下巻は一気に不幸の底に転落してゆくマリーアントワネットの姿が描かれています。上巻と異なり、苛酷な運命の中、王妃としての気…