気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

風魔(中) - 宮本昌孝

中巻も登場人物が多い。戦国武将に詳しくない僕にはちょっと辛い。主人公小太郎の出番が少ないのもなんだかなー、という感じ。でも決して面白くないということはなく、十分面白いのです。唐沢玄蕃、湛光風車、曽呂利新左衛門、柳生又右衛門等の人物造形も良…

イニシエーション・ラブ - 乾くるみ

いったいどこがミステリーなんだ!単なる恋愛小説じゃないの?と思って読んでいたけど、まさか、まさかのラストでした。途中、なんか変だなーってひっかかる部分はあったけど、その真相にはまったく気がつきませんでした。完全に騙されました。映像のない文…

おすすめ文庫王国2012

また、「おすすめ文庫王国」の季節がやってきました。昨年のうちにネットで注文していたのですが、品切れだったようで、届いたのは1月になってから。この雑誌をペラペラめくりながら、今年はどんな本を読もうかなーと、あれこれ考えるのが恒例になってきまし…

2011年に読んだ本

ここ数年で一番少ない冊数でした。ベスト10をあげるとすれば、以下の10冊。1.天地明察 冲方 丁2.星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン3.ミーナの行進 小川 洋子4.夏から夏へ 佐藤 多佳子5.隠し剣孤影抄 藤沢 周平6.阪急電車 有川 浩7.家日和 奥田 英朗8.ア…