気ままな読書ノート

日本の小説を中心に読んだ本の感想を書いています。時々IT関連本や本の自炊の話題も。最近は自炊した書籍をiPhoneで再読することも多いです。

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アジャイルソフトウェア開発の奥義

この本、随分前に読み始めたのですが、やっと読み終わりました。ページ数が700ページもある上に、内容もじっくり読まないと理解できない部分が多く、時間がかかってしまいました。その間にかなりの本に浮気してしまったのも原因ですが。。。とのかく、こ…

長い長い殺人 - 宮部みゆき

「短編小説」を連ねて行き一つの長編にする、という構成を取っている推理小説です。まあこの部分は宮部みゆきの得意とするところですが、物語の語り手が、なんと「財布」なのです。これはかなり異色ですね(僕は無機物が語り手になっている作品を読んだのは…

事実の読み方

人はある出来事を理解する際に、多かれ少なかれ必ず予断が入り込むものです。この予断を排し、事実を見るには何が必要なのか、大切なことを見落とさないためにはどうすればよいのかを考える機会を与えてくれる、そんなエッセイ集です。ここで語られる事件や…

.NETエンタープライズWebアプリケーション開発技術大全〈Vol.3〉ASP.NET応用編

シリーズの三冊目。ASP.NETの応用編です。特に、状態管理についてとても詳細に説明しています。この本の素晴らしいところは、単に機能の説明ではなく、システムの運用形態との関連をきちんと説明し、どういった場面では、どのような技術を使うのが良いのかを…